不完全でパーフェクト

魔女 BL二次創作とハロプロ

6. 同人イベント振り返り(2024/1/28 CC東京)

二次創作小説同人誌を作って即売会にサークル参加しました。本当に苦労したので自戒も込めて振り返りを記します。イベント自体の参加回数は通算12回目(2021年〜)ですが今回が一番大変でした。

参加ジャンル:週間少年漫画誌に連載されていた作品。連載終了後20年経過。

参加実績:昨年夏に続いて2回目。

頒布物:新刊(小説)、既刊(小説)

スケジュール

8月:このジャンルで初参加した7月のイベント直後に申し込み。半年あれば何かは出るだろうの気持ち。7月の本がギリギリ進行で3週間ほどしか執筆時間がとれず、リベンジを決意。

10月:テーマ、かきたいシーンをふんわり決める。連載25周年記念の原画展で情緒を乱す。

8〜11月:別ジャンル原稿(11/23スパコミ合わせ)(色々あって落としました)

11月下旬:海外旅行中にプロットを作る。

12月:少しずつ書き進める。頭から順番に書きたい人間なのに全体の構成が決まらずなかなか筆が進まない。この月はなんと2,000字しか書けなかった。フォロワーさんに表紙を依頼。

年末年始:ここで書き上げる!と強い心で挑んだものの震災関連であわただしく不発。

1/20頃:ようやく10,000字に達する。この時点でまだ構成が決まらず(!?)書きたいシーンが断片的にある状態。こんな雰囲気にしたい!というイメージだけはあるが原作や現実との辻褄が合わず苦労する(結果として妥協しなくて良かった)。出張先につねに私用PCを持ち歩いていたため肩こりに悩まされる。

1/23(火):8,000字書く。見切り発車で背幅を決めフォロワーさんに連絡。このあたりでようやく構成が決まり、舞台転換に必要な装置なども確定する。もう書くだけ!の状態になる。

1/24(水):7,000字書く。このペースだと背幅を1mm増やさないと厳しいことに気づく。フォロワーさんに連絡。データをいただく。素敵すぎてモチベーションが激上がり。

1/25(木):ゾーンに入り10,000字書く。ラストシーンが決まらず、祈るような気持ちで明日の自分に託す。段組ツールに流し込みPDF化、移動中や風呂や寝る直前に読み直して赤入れ。奥付の大枠だけ作る。

1/26(金):おそらく5,000字書く。普段はスマホとPCで同期できる執筆アプリで書いているがこの日はPCの段組ツールのみ使用。ラストシーンに加筆。誤字脱字と表記揺れチェック。ページ調整。奥付作成。深夜3時に入稿。

1/27(土):9時 外出先で通販登録。14時 外出先で印刷所から不備なし連絡。17時 飲み会。深夜 お品書き作成。SNSに告知投稿。

1/28(日):イベント当日。お品書き印刷、ガムテープを買ってビッグサイトへ。本当に本ができていて感動し朝から泣きそうになる。前回は別ジャンルのフォロワーさんが手に取ってくれたが今回はイベント参加がかぶっている方が全くおらず、出ても数部かな…… と思っていたがもう少し手に取ってもらえた。感謝感謝。本当は来てくださった方に「このカップリング良いですよね」とか話しかけたいくらいだったがそんな度胸はなかった。知り合いの方もほとんどおらず、いわゆる長寿ジャンルなのでコミュニティが出来上がっている雰囲気もあったが、周りを気にせずマイペースに頒布できた。お話してくださった方はみんなお優しかった。14時に通販委託分を出荷し撤収。

 

反省

出来上がった本が最高すぎて反省らしい反省がない……と言いたいところだが二度とこんな思いはしたくない。あと一日余裕があればもっと良い本になった可能性を考えれば惜しいことをした。プロットなしでも書ける人間だからとプロットを軽視した挙句こんな進行になってしまった。何もなくても書ける時はガンガン書き、書けなくなったらプロットを作る、その両輪を回さなくてはいけない。

昨秋以降モチベーションが上がらず(神すぎる二次創作を読んでしまったというしょうもない理由です)今回落としたら二度と書けないのでは……と思うくらいしんどかったのでまずは書ききれて良かったし、読み返して良い本だな〜!と思えた。やっぱり自分の妄想も書くものも好きだ。このまま自分の本を愛して生きていこう。たまに(こんなに良い本なのに読んでもらえない……)になってしまうのは本当にやめたい。いや思ってもいいけど、それでテンション下げて書けなくなったら本末転倒すぎる。

普段から脈絡なく繰り広げていた萌え語りが思わぬところで役立ったのでこれからも細々と萌えを記録していきたい。

次は3月の春コミです。11月に落とした本を今度こそ出します。がんばるぞ〜